2010年12月19日

鷹狩をみる


2010年12月19日今日は、鷹狩を再現する放鷹(ほうよう)実演を練馬区立石神井公園ふるさと文化館に見に行きました。

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 鷹狩(鶴御成 明治期 尾崎征男氏蔵)

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 石神井公園ふるさと文化館

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 オオタカ

川口は昔、将軍の御鷹場でした。
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徳川十三代将軍御鷹野之図(板橋区立郷土資料館蔵)

鷹狩令(1628)によれば、江戸五里(約20km)の四方に徳川幕府の御鷹場が設置されています。
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*堀江家文書「御城より五里四方鷹場惣小絵図」
宝暦13(1763)年以降(首都大学東京図書館情報センター蔵)より転載

徳川将軍は鷹狩行列で移動しながら狩りをしました。
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鷹狩り絵巻(板橋区立郷土資料館蔵)

資料*によれば江戸北部の地図の赤いところは岩淵筋という御拳場(おこぶしば)で、木部藤左衛門が管理していました。川口市もそこに属します。平柳(現在の川口元郷)に御捉飼場(おとりかいば)があり、鷹狩当日は将軍は錫杖寺を休憩所としました。
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鷹狩はユネスコ世界無形文化遺産に登録されたそうです。練馬区のイベントは、NPO法人日本鷹匠協会の皆さんの実演でした。鷹匠の団体もたくさんあるようです。
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騎馬が茂みから鳥を追い出して、鷹に捉えさせます。
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鶴、雁、鴨、白鳥、雉、鶉、鳩、雀などを捕りました。ヒナから仕込むと自分よりも大きな鶴や鴨に挑むそうです。将軍や旗本がそれを狩後に御膳で食べました。
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鷹道具之巻(東京都江戸東京博物館蔵)

オオタカの雌の動画(mp4ファイル形式)。タカは雌のほうが大きいです。

「狩り」は人間が忘れそうな「環境と対峙し糧を得る野生に生きる力」を呼び覚ましてくれそうです。この雌はイギリスから輸入して訓練中だそうです。子供たちは大興奮です。

若い学生さんたちも入門していました。コ・ラボのスタッフも興味津々です。
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川口でも、平成17年に「伊奈サミット」のときに川口の鷹狩実行委員会(平田修一会長)によってリリアパークで実施したそうです。またやりたいですね。今度は鷹狩行列から鴨料理などの御膳まで絵巻の世界を川口で体験してみたい気がします。

【参考】
御鷹場−徳川将軍家の鷹狩−練馬区立石神井公園ふるさと文化館(2010)

posted by コラボブログ at 22:43 | TrackBack(0) | あしあと帳(日記)
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